県内の新型コロナ患者は計720人

 大分県と大分市は12月28日から1月3日の間、合わせて100人が新型コロナウイルスに新たに感染したと発表した。大分、別府、国東、日田、臼杵、佐伯、豊後大野、中津、杵築、宇佐、由布、日出の11市1町、県外の10歳未満から80歳以上の男女。
 別府市は12月30日と1月1日に各1人ずつの2人が感染。20代男性パート従業員は24日に発症し、経路は不明。同居家族の20代男性パート従業員の感染も確認された。
 大分市は38人、国東市は病院でのクラスターがあり25人、日田市9人、杵築市7人、日出町5人、臼杵市3人、佐伯市と宇佐市各2人、中津市、由布市、豊後大野市が各1人。
 県外では、10代の男子学生、20代自営業の男性、20代女性会社員の3人。愛知在住の50代男性医療スタッフも県内で感染が確認されている。
 家族からの感染が35人と全体の3分の1を占めるなど、多くなっている。また、職場や医療機関、施設利用者などの感染は35人、会食による感染13人、感染経路不明者も15人いる。
 累計では、4万3455人に検査を行い、陽性は720人。うち入院しているのは81人、宿泊療養は36人、入院調整をしている人は9人いる。一方で、588人がすでに退院。死者は6人となっている。
 3月3日に初めて感染が確認されて以降、12月31日までの1年間の感染者は689人だった。県では年末年始の行動について注意を促しており、今後の感染者数の推移を注視していく必要がある。

コメントを残す