別府警察署が貢献に対し贈呈

出席した5団体2個人が感謝状を受け取った

 別府警察署(矢野哲幸署長)は12月23日午前9時30分、警察業務への支援などに多大な貢献をした5団体、個人4人に対して感謝状を贈った。
 感謝状を手渡した矢野署長が「県下の刑法犯認知件数は16年連続減少していたが、23日時点で17年ぶりに増加傾向にある。しかし、別府市では22日時点で昨年より32件減少している。これも偏に別府警察署だけでは出来ません。皆さんのご理解、ご協力、ご支援があった結果だと思います」と述べた。
 団体を代表して石垣東6丁目自主防犯パトロール隊の首藤正喜隊長が「町内からは、子どもの声かけ事案などが無くなりました。功を焦らず地道に気長に活動することが大事」。
 個人を代表して栗本功・別府西部地区公民館長兼山の手交番連絡協議会長は「公民館の講座『おしえておまわりさん』で、子どもたちが警察官の仕事に興味を持ち『将来、おまわりさんになる』という子どももいました。お年寄り向けの講話では、特殊詐欺被害防止の気持ちが芽生えたと思います。公民館活動を通して警察と連携を取っていきますので、西部地区公民館など地域の地区公民館を利用して下さい」とそれぞれ述べた。
 団体は▽大分県警察官友の会(安部正一支部長)=新型コロナウイルス感染症防止対策のため、署員用マスク、窓口用小型加湿器を寄贈するなど、職員の健康管理に多大な貢献。
 ▽隊友会自主防犯パトロール隊(茅野寛治隊長)=自衛隊退職者を中心に平成20年に発隊。長年にわたり、通学路における見守り、ATM警戒、青パト活動、鍵かけなどの呼びかけ活動を実施。地域に根差した活動を実践し、地域の防犯意識の高揚に努め、安全・安心な街づくりに多大な貢献。
 ▽石垣東6丁目自主防犯パトロール隊(首藤正喜隊長)=石垣東地区自治会を中心に平成20年に発隊。長年にわたり、通学路などにおける見守り、ATM警戒、青パト活動を実施など地域の防犯意識の高揚を努め、安全・安心な街づくりに多大な貢献。
 ▽JR別府駅(舩越稔幸駅長)=特殊詐欺・窃盗・その他の事件発生時、初動捜査段階から迅速・適切に操作に協力している。
 ▽社会福祉法人一燈園(神徳博宗理事長)=昨年からロードリーダー団体として、事業車両に「3秒の車間距離」の啓発フレーズを記載したマグネットシートを掲示。通行車両に対する啓発及び交通事故防止を呼びかけるなど、管内の追突事故抑止活動に多大な貢献。
 個人は▽警察嘱託医「医療法人餅ケ浜医院」内田博院長=警察嘱託医として死体検案及び被留置者の診療ならびに署員に対する健康指導を行うなど別府署の業務運営に多大な貢献。
 ▽理容業者「さんぱつや大野」大野清人代表=被留置者に対する安全かつ適正な理容業務を行うなど留置施設の運営に多大な貢献。
 ▽別府西部地区公民館長兼山の手交番連絡協議会長の栗本功さん=山の手交番管内の子どもや高齢者などに対し、防犯・交通講話などの場所提供を始め、夏休みには「おしえておまわりさん」と題する子どもと保護者の行事参加を積極的に推進。管内の犯罪抑止及び交通事故抑止活動に多大な貢献。
 ▽佐藤直美さん=別府警察署庁舎の清掃作業員として長年にわたり、献身的に環境整備に従事。庁舎の保全美化に多大な貢献。

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