市内の各小・中学校で始業式

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、始業式は各教室に放送で行われた

 別府市内の公立の小学校と中学校で8日、3学期の始業式が行われた。
 市立境川小学校(勝河馨校長、447人)では、新型コロナウイルス感染予防のため、各学年の児童がクラスごとに分かれて、マスクを着用して待機した。
 午前9時、放送で勝河校長が「新年あけましておめでとうございます。2週間の間、大きな事故、ケガ、病気の連絡は1件もなく、皆さんが車に気をつけて、コロナに負けない体をつくって、『マスクや手洗い』に頑張った証拠です。おかげで、みんなで始業式を迎えることができました」
 「3つのお願いがあります。一つ目は、あいさつをしっかりとやりましょう。二つ目は、全集中で勉強しましょう。三つ目は、お友だちや下の子どもに優しくしましょう。この3つをしっかりやって、今よりもっとすごい『自分』を作って下さい」とあいさつした。
 冬休みの思い出と3学期の目標を代表して村松新大さん=2年=が「3学期に頑張りたいことは2つあります。1つ目は、縄跳びです。後ろ交差飛びと後ろあや飛びを頑張りたいです。なぜかというと、冬休みの間、後ろ交差飛びを練習したからです。まだ、難しいけど、練習して20回飛べるようになりたいです。2つ目は、国語です。冬休みの思い出は、凧揚げです。楽しかったです」。
 屋田和咲さん=4年=は「冬休みに楽しかったことは、ケーキ作りです。従姉妹の誕生日ケーキとして、ガトーショコラを作りました。分量をぴったり量るところが難しかったです。みんなから美味しいと言われて嬉しかったです。機械で餅つきをしました。丸めるときに熱かったのでびっくりしました。どこにも行けなかったけど、楽しく過ごしました。3学期に頑張りたいことは、2学期にした学級委員長の経験を活かして、困っている人をサポートしたいです。残り3カ月、今のクラスで思い出をいっぱい作りたいです」とそれぞれ述べた。
 境川小学校では、授業、給食、清掃などを行い、児童は午後2時30分には下校した。

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