陸上自衛隊別府駐屯地で成人行事

新成人の主張で目標などを1人ひとり語った

 陸上自衛隊別府駐屯地は8日午前8時16分から、成人式行事を行った。今年は第41普通科連隊と第3普通科直接支援中隊の男性62人、女性4人、計66人が成人を迎えた。行事には63人が出席した。
 当初は、新成人の主張をグラウンドで行う予定だったが、前日からの雪のため体育館での開催に変更。中村英昭41連隊長兼駐屯地司令や多くの先輩、後輩が見守る中、1人ずつ登壇。「成人の自覚を持って、良い意味で名前があがるように頑張りたい」「スキルアップをしていきたい」「中隊を引っ張れる人になりたい」「20歳らしく、元気に頑張る」「人の役に立つ人になりたい」「若さというパワーを武器に頑張りたい」など、大きな声で目標を語った。
 中村司令は「成人、おめでとう。素晴らし主張がたくさんあった。是非、実践してもらいたい。成人にあたり、志をたてることと感謝を忘れないことを伝えたい。将来を見据え、志をたててそれに向けて努力することは人生を豊かにする。また、自分で勝手に生まれて成人になったわけではない。1人で人生を送っている人はおらず、必ず誰かに支えられている。その感謝の気持ちを忘れないでほしい」と訓示した。
 グラウンドでタイムカプセルを埋めて終了した。例年は来賓を招いて、祝賀会食を行っているが、今年は新型コロナウイルスの感染予防のため、会食は取りやめとなった。

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