大分三好がFC東京と対戦

アタックを決めるなどして地元に雄姿を見せた高松選手(右)

 バレーボールVリーグ男子1部の大分三好ヴァイセアドラーは16、17の両日、今年最初のホーム戦をべっぷアリーナで東京FCを迎えて行った。両日ともに接戦となったが、FC東京が粘り勝ちで連勝。大分三好は初勝利とはならなかった。
 16日の試合では、大分三好はバグナス・ブライアン選手の強力なアタックとブロックで流れをつかみリードするも、終盤にFC東京が粘りをみせ、小田嶋大貴選手のサービスエースで初めてリードを奪うと、そのままの勢いで25ー23でFC東京が第1セットを先取。第2セットは、大分三好が意地をみせて、ストックトン・カーティス選手や川口喬選手の活躍で一時は点差を10点に広げるなど25ー13でセットを奪い返した。
 しかし、第3セットはお互い粘りを見せ、デュースとなりシーソーゲームが続いたが、最後はFC東京の長友優磨主将のアタックで27ー25で勝利。第4セットは、FC東京が勢いそのままに25ー19で取り3ポイントを獲得した。
 別府市出身の大分三好の高松卓矢選手は、攻守にわたり活躍しコート内やベンチでも大きな声を出して積極的にチームメイトに声をかけるなどしてチームを鼓舞。試合後は「今日は勝てた試合だと思う。勝たなければいけない試合だった」と振り返り「取れる球が取れていないから勝てていないのだと思う。回りで応援してくれる人に別府でプレーをしている姿を見せることが出来たのは良かったが、勝つところを見せられなかったのは残念」と悔しそうだった。
 小川貴史監督も「要所でFC東京に取られて、もったいない試合だった。しっかりと修正して挑みたい」と述べた。
 17日は、大分三好は第1セットは25ー21と奪ったものの、第2セットは25ー22、第3セット25ー23、第4セット25ー18と接戦をものに出来ず、連敗スタートとなった。
 次回は23、24日にアウェイの静岡市のこのはなアリーナで堺ブレイザーズとの2連戦に臨む。

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