別府市や大分市の少年野球チームが野球以外の競技で競い合って交流する「第35回6チーム対抗親善オリンピック」を1月31日午前8時30分、別府市立緑丘小学校グラウンドで開催した。
別府朝日少年野球部、境川少年野球部、上人少年野球部、昨年優勝の緑丘少年野球部、大分市の稙田少年野球団、初参加の別府山の手スポーツ少年団野球クラブの6チームから野球部員180人や保護者ら計360人が参加した。
入場行進をした6チームの選手が整列し、鶴田修一大会会長(境川少年野球部監督)が「今年から山の手野球部が参加していただくようになり、6チームで最後まで頑張って下さい。グラウンドに出るときは、マスクをしてソーシャルディスタンスを守って下さい」。
大会実行委員長の塩出宏幸緑丘少年野球部父兄会長が「コロナ禍の中、開催できたことを嬉しく思います。ソーシャルディスタンスに気をつけながら、交流を深めて下さい」とそれぞれあいさつした。
準備体操後、選手宣誓を板井秀馬緑丘少年野球部主将が「我々選手一同は、このようなコロナ禍の中で、このオリンピックを開催して下さった関係者、監督、コーチ、またお父さん、お母さんに感謝し、自分の持てる力をすべて出し切れるように最後まで諦めず、チームのみんなと協力し優勝めざして頑張ります」と述べた。
午前の部では始めに「ナイスキック」が行われた。これはラグビーボールを蹴りながら15㍍先のコーンを回り、9人がリレー方式で繋ぐタイムレース。参加した選手らは、思い通りの方向に弾まないラグビーボールを追いかけながら次の選手につなげていった。
続いて、監督、コーチ、保護者が参加した「ホールインワン」。15㍍先の直径3㍍の円内に軟式ボールを転がして入れる競技で、子どもたちが監督らに声援を送った。円内にボールが入ると、大いに沸いた。
このほか、午前は学年別徒競走、チーム対抗リレーなど、午後の部は激突ウルトラクイズなどが行われた。
最終種目のチーム対抗駅伝で緑丘少年野球部が1位を取り、逆転優勝し連覇を達成した。
結果は、次のとおり。
①緑丘少年野球部②別府朝日少年野球部③上人少年野球部④別府山の手スポーツ少年団野球クラブ⑤境川少年野球部⑥稙田少年野球団