別府市消防団の幹部研修会

各分団長など27人が出席した研修会

 別府市消防団(藤内英伸消防団長)は幹部研修会を1月29日午前10時、市消防本部4階会議室で開催し、団本部幹部や各分団長ら27人が出席した。
 藤内団長が「消防団にとりまして年度末を控え、大変重要な行事が続きます。最後までよろしくお願いします」とあいさつ。
 別府市人権同和教育啓発課の二宮京子さんが「外国人と人権 多文化共生社会をめざして」をテーマに講話した。
 「人権とは、人間が人間らしく幸せに生きていくための権利で、私たち一人ひとりに与えられたもの」と説明。
 外国人の人権問題として▽差別的な言動、じろじろ見られたり避けられたりする▽国籍・言語・習慣・文化・宗教などの違いへの無理解▽災害難民(言語や心のバリア)、情報弱者など―を挙げた。
 続いて、人権啓発DVDを視聴後、二宮さんは「私たちに出来ることは、共に生きる1人の個人として見ること。外国の文化や宗教、風習、生活習慣を理解し尊重する。地域のお祭りやイベント、自治会への加入を誘ってみましょう」と述べた。
 休憩後、市消防本部庶務課の加藤秀一郎補佐兼施設消防団係長が「別府市消防本部条例・規則等について」を話した。