別府市と日本郵便が包括連携協定

様々な分野で連携する協定を結んだ

 別府市と日本郵便株式会社大分県東部地区連絡会は「包括連携協定」の締結式を15日午後1時半、市役所で行った。同社が県内の市町村と包括連携協定を結ぶのは初めて。
 相互に連携して地方創生の協働取り組み及び市民サービスの向上を図るのが目的。▽安心・安全な暮らしの実現▽地域経済活性化▽未来を担う子どもの育成▽地方創生、市民サービス向上ーに関することについて取り組みを行う。災害や防災などすでに連携をして行っている部分もあるが、情報伝達やSDGs(持続可能な開発目標)など様々な取り組みを協議しながら、市内19の郵便局と進めていく。
 締結式には、東部地区連絡会地区統括局長の平信川崎郵便局長、宮浦正九州支社大分県本部長、毎熊豊別府郵便局長、佐藤孝徳同総務部長、田中祐二別府朝日郵便局長、有宗秀晶竹ノ内郵便局長が出席。平統括局長と長野恭紘別府市長が署名。
 平局長が「昨年4月に県と協定を締結し、市町村では初めて別府と出来ることをうれしく思います。会社をあげて、地域貢献できるようにしていきたい」と話した。
 長野市長は「様々な場面で協力をいただいており、さらに前進、加速するのではと期待しています。アフターコロナを見据えてどう備えるのか、皆さんと取り組みをさせてもらえればと思う」と話した。