APU開学25周年記念ワークショップ

最後は出演者、参加者が一緒になった踊った

 立命館アジア太平洋大学(米山裕学長、APU)は、開学25周年期間企画「二風谷・アイヌ古式舞踊×琉球弧(りゅうきゅうこ)の歌と踊りのワークショップ・あしびとぅいけー」を5月29日午後6時、ビーコンプラザで開催した。約150人が参加。
 APUでは、これまで170以上の国と地域から学生を受け入れ、国際的な相互理解を重視した教育を一貫して行ったきた。一方で、APUが掲げるダイバーシティ&インクルージョン(多様性と包摂)は、国籍や文化にとどまらず、年齢、性別、障がいの有無、価値観などあらゆる違いを尊重することを目指している。
 今回、日本国内の多様性に目を向け、沖縄及び北海道から伝統舞踊などを継承する演者を招いてワークショップを行うことにした。企画・構成は、沖縄県立芸術大学の呉屋淳子准教授が行った。
 米山学長が「アイヌ、琉球弧の文化は過去のものではなく、今として生きている文化。それは、人と人、地域と地域が歌や踊りで交わることで、見るだけではなく、関係が生まれる場。文化の出会いと対話の積み重ねが、私たちの未来を作る。北のリズム、南のリズム、私たちのリズムが響きあうことを願っています」とあいさつ。
 第1部は「北のリズム・アイヌ古式舞踊(二風谷)」として、弓の舞や子守歌、剣の舞などを披露。最後は、大空を舞う鶴の舞をみんなで体験。主演者の真似をしながら、鶴になって大空を羽ばたいた。
 第2部は「南のリズム・琉球弧の歌と踊り(八重山諸島・沖縄島)」として、農作業の風景や同じ「鳩間節(はとまぶし)」で八重山舞踊と琉球舞踊の違いを披露。最後は、アイヌ古式舞踊の出演者も一緒になって、「六調節」などを踊って盛り上がった。
 いずれも、独特の歌いまわしと踊りがあり、参加者はそれぞの文化に触れて楽しんだ。