明豊中学・高校・看護専攻科の卒業式

岩武校長から卒業証書を受け取る生徒

 明豊中学・高校(岩武茂代校長)は第20回卒業式、同高校看護専攻科第15回卒業式を1日午前10時、同校体育館で挙行した。中学校43人、高校162人、看護専攻科29人の計234人が卒業証書を手にした。
 中学、高校、看護専攻科の代表者に卒業証書を授与した岩武校長が「昨年度に続き、今年度もコロナ禍の中での開催となりました。皆さんのご理解とご協力のもと、この日を迎えられたことに安堵と感謝の気持ちでいっぱいです」
 「期待に胸を膨らませた入学式、友だちとの最初の出会い、友人とともに切磋琢磨して高めあった日々、青春の日々、その一つひとつが、人生に大きな実りをもたらせてくれると信じています。人生にはさまざまな出会いがあります。人とふれあうことの大切さを知ることが出来ました。周りの人を大切にして下さい。出会うすべての人があなたの人生に豊かさと輝きをもたらしてくれるはずです」と式辞を述べた。
 続いて、釘宮康弘PTA会長が祝辞を述べた。
 奥城幹人さん(高校)が卒業記念品(スタッキングテーブル一式)の目録を贈呈した。
 在校生代表の中尾佳菜子さん(中学)、谷口亜蓮さん(高校)が送辞、卒業生代表の髙橋拓己さん(中学)、新野奈月さん(高校)、戸髙友梨さん(看護専攻科)がそれぞれ答辞を述べた。
 最後に、卒業生が「蛍の光」、校歌を斉唱。卒業生は体育館を退場するとき、涙をこらえきれず目頭をぬぐったり、上を向いて涙がこぼれないようにする姿があった。また、我が子の姿を撮ろうと多くの保護者がスマホやビデオカメラを向けていた。
 被表彰者は後日、掲載する。
 また同日、県立別府翔青高校、別府鶴見丘高校でも卒業式が挙行された。