杵築市立図書館が利用者20万人に

開館以来20万人目の利用者となった阿部さん家族

 杵築市立図書館が7日、開館3年目で利用者20万人となり、セレモニーを行った。
 20万目となったのは、山香から毎週通っているという、阿部優理子さん(42)と麻璃奈さん(12)、周平さん(9)の親子。3人とも本が大好きで、日曜日には親子揃って図書館を訪れ、小説や自主学習用の本を借りているという。
 永松悟杵築市長、清末陽一教育長が出迎え、花束と記念品を手渡した。永松市長は「3年前にオープンして、今日で20万人になった。ご家族で利用していただき、とてもうれしい。本来なら、昨年9月頃に20万人を迎える予定でしたが、新型コロナウイルス感染予防対策で延べ3カ月の休館や利用制限をしていた。これからも、感染予防に気をつけながら、本を楽しんでほしい」とあいさつをした。
 阿部さんは「図書館がキレイになって、本の蔵書も沢山あり、子どもたちが楽しそうに本を選んでいるので、毎週利用しています。イベントなどにもよく参加しています。20万人目ということで、びっくりしています」と笑顔で話した。
 図書館では、開館した2018年度は約8万6千人、2019年度は約6万9千人が利用しており、2020年度は新型コロナの影響もあり、4万人弱となる見通し。