市立の小・中学校で修了式

新型コロナウイルス感染防止のため、教室で修了式が行われた

 別府市立小、中学校で3学期の修了式が26日、行われた。春休みは27日から4月7日まで。
 市立朝日小学校(佐藤成一郎校長)では、新型コロナウイルス感染拡大を警戒して各学年の児童がクラスごとに分かれて各教室でマスク着用し待機した。
 午前9時40分、放送室からの放送で、佐藤校長から全校生徒を代表して総代の森りおさん(5年生)が修了証を受け取った。
 続いて、佐藤校長が「修了式は1年間に学ぶべきことをすべて学びました、頑張りましたという意味です。通知表には、皆さんが頑張ってきたことが詰まっています。全校の皆さんで積み上げてきたこととして、あいさつ、チャイムでスタート、話をよく聞く、廊下や階段の歩き方があり、それが朝日っ子プライドです。4月から学年が上がりますが、また多くのプライドを作っていって下さい」と述べた。
 3学期の思い出として児童代表の小村優晟さん=1年生=が「幼稚園の人たちが小学校に来て一緒に名前を書いたり、遊んだりした1日1年生が思い出に残りました。とても楽しかったです。算数の引き算を頑張りました」。
 後藤陽菜さん=3年生=は「友だちと遊んだり、いろいろな活動が楽しかったです。頑張ったことは、算数は計算で何倍かを求めるものです。漢字もたくさん覚えました。間違えないように国語辞典などで調べました」。
 土井楓雅さん=5年生=は「1年間頑張ったことは、割り算です。最初は分からなくてなかなか出来ませんでしたが、分かってくるとたくさん出来るようになりました。体育のバレーを頑張りました」とそれぞれ話すと、各教室から大きな拍手が起こった。
 校歌を1番のみ放送して、修了式を締めくくった。