特別給付金の予算を市長専決処分

 別府市は1日付で、令和3年度一般会計補正予算として子育て世帯生活支援特別給付金1億520万円を市長専決処分した。
 3月23日に閣議決定された国の感染症対策予備費の使用を受けて、新型コロナウイルスの感染症の長期化によって生活が苦しい低所得のひとり親世帯を対象に支給する。
 対象となるのは、児童扶養手当の受給者、公的年金給付等を受けていることにより児童扶養手当の支給を受けていない人、新型コロナの影響を受けて家計が急変し、直近の収入が児童扶養手当の対象となる水準に下がった人。別府市の対象者は2082人。児童1人当たり一律5万円が支給される。
 低所得のふたり親世帯に対する特別給付金は、6月の所得確定以降に予算措置が行われる予定になっている。