ヴェルスパ大分が観戦チケット寄贈

「子どもたちに見に来てほしい」とチケットを寄贈

 サッカーJFLの「ヴェルスパ大分」が5日午前9時40分、別府市教育委員会にシーズン中にホームゲームで利用できる招待チケット千枚を寄贈した。
 ヴェルスパは「Jリーグ百年構想クラブ」に認定され、別府市をホームタウンの1つとしている。ホームゲームは高校生以下は無料だが、子どもたちと一緒に来る保護者は有料となるため、無料チケットをプレゼントして、親子で見に来てもらおうというもの。
 生口明宏ゼネラルマネージャー、福島新太営業マネージャー、浦島貴大選手が寺岡悌二市教育長を訪れてチケットを手渡した。生口ゼネラルマネージャーは「シーズンは長いが、優勝を目指して頑張っています。以前、温泉まつりで湯ぶっかけに出させていただいた時は、市民の皆さんから声をかけていただき、選手はうれしく思っています。実際に見てスピード感を体感してもらいたい」と話した。
 浦島選手も「生で試合を見てサッカーを好きになってもらいたい。グラウンドに試合を見に来て、サッカーを楽しんでもらいたい。子どもたちに目標とされるような選手になりたい」と話した。
 また、拡大校長会にも出席し、子どもたちを対象としたホームタウン活動で学校訪問などを行いたい旨を説明した。
 ヴェルスパは3日に行われた奈良クラブとの試合で、今シーズンの初勝利をあげている。次回は、11日午後1時から、昭和電工サッカー・ラグビー場AコートでFCティアモ枚方と対戦。ホームでの初勝利を目指す。