県立高校で9日、令和3年度の入学式が挙行された。別府市内でも、別府鶴見丘高校と別府翔青高校で、希望を胸に1年生が校門をくぐり高校生活の第一歩を踏み出した。
別府鶴見丘高校には240人が入学。石井利治校長が入学を許可し「入学、おめでとうございます。本校は昨年、創立110周年を迎えた伝統ある学校です。鶴校生となることに誇りと自信を持ってもらいたい。校訓である『質実剛健』を肝に銘じて、新しい時代を切り拓くため、皆さんには知識を深め考える力、多様な人々とチームで働く力、未来を見つめて一歩踏み出す力の3つの力をつけてほしい。人生は始まったばかりです。これからどこに向かおうとするのかが大事。3つの力を身に着けられるよう、教職員一丸となって支援をしていくので、自分の力を信じて、学業、部活、生徒会活動などに全力で取り組んでください」と式辞をのべた。
新入生を代表して、竹中徹さんが「コロナとの戦いの中で、様々な行事が制限され、その度に創意工夫をして、壁を乗り越えてきました。柔軟な思考力が求められており、それは、多くの経験を摘むことで養われます。勉強、深く、行事など多くのことを経験し、大きく成長したい」と誓いの言葉をのべた。