別府市が4社と2つの防災協定

 別府市はこのほど、防災に関する2つの協定をそれぞれ2社、計4社と締結した。
 「災害時における支援に関する協定」をインフラメンテナンスサービスの株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマーク(柴田巧代表取締役社長、大阪府)とNTT西日本株式会社大分支店(大村谷輝支店長)と結んだ。ドローンを運用して、災害対応に必要な映像・画像などの情報収集、災害地図作成等の災害支援などを行う。
 地上からの情報収集に加えて、ドローンによる上空からの情報収集手段を持つころで、広範にわたる被害の概要を早期に把握でき、総合的かつ迅速な災害対応を可能とする。
 もう1つの協定は、「災害時における応急活動及び平素における防災まちづくりの協力に関する協定」。株式会社トキハ(池辺克城代表取締役社長)とコカ・コーラボトラーズジャパン株式会社(カリン・ドラガン代表取締役社長)と締結。災害時には、応急対応に必要な物資の優先供給による被災者支援、車中避難所の提供を受け、避難が困難な被災者の避難場所の確保、災害対応型自動販売機の無料開放をして被災者の飲料水を確保する。平時には、車中避難所用の備蓄物資の保管が可能で、災害対応型自動販売機の設置、防災訓練等への相互協力などを行う。