新型コロナワクチン初日終了

市内の高齢者福祉施設でワクチン接種が始まった

 別府市は15日、65歳以上の高齢者に対する新型コロナウイルスのワクチン接種を高齢者福祉施設の入所者らを対象にスタートした。
 初日は、特別養護老人ホーム4施設、介護老人保健施設3施設の計7施設で130人に対してワクチン接種を行った。施設の管理者からは「初めてのことで緊張したが、無事に完了してホッとした」と話したという。
 今回、別府市に配分されたワクチンは約2850回分。米ファイザー社製で、2回の接種が必要となるため、混乱を避けるため、まずは施設入所者を対象に実施。特別養護老人ホーム14施設、介護老人保健施設5施設、介護医療院4施設の計23施設が対象。
 別府市内で昨年3月27日にはじめて新型コロナの感染者が確認されて以来、15日までに計248人の感染が確認されている。年代別では、10歳未満3人、10代20人、20代75人、30代31人、40代44人、50代31人、60代22人、70代15人、80歳以上7人となっている。