別府市新型コロナ対策本部が呼びかけ

 別府市新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・長野恭紘別府市長)は6日、新型コロナに対する今後の対応について発表した。
 県内では、感染力が強く、重症化リスクも高い変異株が主流となり、感染が急速に拡大。大型連休を含む最近2週間の新規感染者数は689人に上り、カラオケや結婚式の2次会など13件ものクラスターが発生している。大分県としては、初めての「ステージ3」に突入した。
 別府市内でも3月末から散発的に感染者が出て、「現在までに114人の感染者は確認されるなど、油断できない状況が続いている」と危機感を高めている。感染経路が不明な人も増えており、市中感染のリスクが高まっていることから、「厳しい取り組みが求められている」としている。
 県から飲食店の時短営業要請や不要不急の外出を自粛するよう呼びかけが行われており、市対策本部では「コロナを封じ込めるには、まさに今が正念場であり、これまで以上に市民の皆様1人ひとりの自覚と行動が何よりも重要。是非とも、県新型コロナウイルス感染症対策本部から出されているもう一段強化した取り組みにご協力いただき、家庭内、職場内などそれぞれの場面において、感染対策を徹底していただくよう、切にお願いいたします」と感染予防対策の再徹底を呼びかけた。