高円宮賜杯の学童軟式野球別府支部予選

Aパートで優勝した南立石ファイターズ
Bパートで優勝した朝日少年野球部
第3代表を獲得した春木川少年野球クラブ
推薦で代表となった吉弘野球スポーツ少年団

 高円宮賜杯第41回全日本学童軟式野球マクドナルド・トーナメント大会別府支部予選が4月10、11、18日、5月2日に市営野口原ソフトボールB球場で行われた。別府市軟式野球連盟主催。
 13チームが出場し、2つのパートに分かれてトーナメント方式で試合を行った。また、各パートの2位チーム同士で第3代表の決定戦を行った。
 Aパートの決勝戦は、南立石ファイターズと緑丘少年野球部の対戦に。南立石は、1回裏に四球で出塁した松本選手が盗塁をしてチャンスを作ると、内野ゴロの間に生還して1点を先制。2回にもエラーで出塁した走者が3塁まで進むと、川崎選手のスクイズで1点を追加。その後も4回に三浦選手の2ランスクイズやヒットで4点をいれ、5回にも連続ヒットなどで4点を追加して引き離した。一方、緑丘は4回表に松本選手のヒットで1点を入れ、5回にも連続の内野エラーでランナーをためると、柴田選手と山際選手の内野ゴロの間に生還して2点を返したものの、反撃もそこまで。10ー3で南立石が5回コールド勝ちした。
 Bパートは朝日少年野球部と春木川少年野球クラブの決勝戦に。朝日は1回表、林田選手がヒットで出塁すると、2盗塁で3塁へ。松川選手のヒットで生還して1点を先制し、西原選手のヒットでさらに1点を追加。3回にも林田選手がヒットで出塁すると盗塁を決め、松川選手のスクイズで1点。5回にも連続ヒットで2点を追加、7回にも1点を入れた。春木川は6回裏に古屋選手が2塁打を放ち、盗塁。内野ゴロの間に生還して1点を返した。四球やエラーで得点圏までランナーを進めるものの、得点することが出来ず、6ー1で朝日が勝った。
 第3代表決定戦は、春木川と緑丘が対戦。春木川は1回裏、ヒットと四球でランナーをためると、小山田(浩)選手の内野ゴロがエラーを誘い、2点を先制。さらに中嶋選手の2塁打で2点、この回だけで4点を入れてリードすると、2回、3回に各1点ずつ得点を重ねた。緑丘も7回表にヒットと盗塁で3塁に進むと、秋吉選手が犠牲フライを放ち1点を返したが後続が絶たれ、6ー1で春木川が勝利した。
 南立石は7年ぶり2回目の優勝で2回目の代表。朝日は14年ぶり2回目の優勝で2回目の代表。春木川は4年ぶり3回目の代表。さらに、昨年のマクドナルドカップ第18回大分県新人学童軟式野球選手権大会に優勝した吉弘野球スポーツ少年団が推薦出場する。大分県予選は29、30日、6月5日に大分市の昭和電工スタジアムなどで開催される。今大会で代表を勝ち取った3チームのメンバーは次のとおり(敬称略)。
【南立石ファイターズ】▽代表・コーチ=郷司慎也▽監督=黒仁田享▽コーチ=安田高士▽選手=郷司遥哉(主将)、黒仁田翔和、福田蒼輔、川崎佳人、繁野仁志、安田隼都、三浦伯、塩手琉太、佐々木遥翔、工藤虎我、甲斐崎聖、片山煌稀、太田庵志、上田健志朗、廣瀬誠、秦野諭吉、工藤真那珠
【朝日少年野球部】▽代表・監督=西山秀作▽コーチ=鈴木慎也、薬丸功起▽選手=林田駕久(主将)、西山陸翔、西原悠真、服部樹彦、松川凌太朗、鈴木魁桜、米田凌平、薬丸暉到、米田悠平、戸口稜久、小山田七星、姫嶋凌士、鈴木蓮生、渡邊燈愛、山下夏輝、吉田琥珀
【春木川少年野球クラブ】▽代表・監督=乙津慎太郎▽コーチ=福澤真太、首藤昭嘉▽選手=古屋彰之介(主将)、小山田浩大、中嶋航大、大友海斗、齋藤翔、福澤小鉄、中島元樹、藤原逸樹、高田悠斗、安部明志、平岡拓也、小林壱成、福澤小粋、和哥山藍人、首藤史朗、武田翔真、三輪謙仁、小山田柊大、宮地梓