鶴見台ひとまもり・まちまもり協議会

複数の地域で連携して課題解決を担う協議会を立ち上げた

 別府市が進める中規模多機能自治を担う、7つの自治区における「ひとまもり・まちまもり協議会」の最後となる、「鶴見台ひとまもり・まちまもり協議会」は10日午前10時半、市中部地区公民館で設立総会を行った。関係者約20人が出席。
 中規模多機能自治は、1つの自治会では行事などが出来にくくなることを見据えて、早い段階で一定の規模感を持って、複数の自治会が共通の課題について連携して地域運営を行おうというもの。市内を7つの自治区に分けて、自治区ごとに協議会を立ち上げて、地域運営を行っている。今回の鶴見台で7自治区すべてに協議会が立ち上がった。
 鶴見台は、石垣小学校区と春木川小学校区の14の自治会があり、協議会は、学校、保護者、地区社会福祉協議会、地区青少年育成協議会、防災士など16の団体で構成されている。
 ひとまもり事業として、安心安全・防災部会といきいき・いきがい成長部会。まちまもり事業として、地域部会(歴史伝統・資源)と美しいまちづくり部会を設置し、各部長を中心に事業を展開する。
 自治会を代表して首藤正喜石垣東6丁目自治会が「これまでの自治区を協議会として活動を行うもの。有意義な協議会の推進に努めていきたいので、ご協力をお願いします」とあいさつ。協議会の設立趣旨を説明して「自分たちのまちは自分たちで守るという意識のもと、人と人とのつながりを大切にしながら助け合い支え合うための仕組みづくりを進めていく」とのべた。
 規約や役員案について承認した。また、出席者からは「春木川を守る会も加えてはどうか」との意見も出て、検討することとした。
 会長に首藤会長、副会長に井上直利石垣東8丁目自治会長と久保学・中須賀本町自治会、事務局長を石井範明中須賀元町自治会が決定した。設立日は、4月1日とした。