別大が地域社会研究第33号を発行

西村靖史文学部長が長野恭紘別府市長に冊子を手渡した
完成した地域社会研究第33号

 別府大学地域社会研究センター(長尾秀吉センター長)は冊子「地域社会研究第33号」を発行したとして6日午後4時45分、長野恭紘別府市長に報告した。
 地域社会研究第33号は、A4版で32㌻。特別号として、別府“温泉”大学を特集。これまで温泉研究・教育活動を集結し、2019年から別府“温泉”大学として情報発信をしており、その活動を紹介している。
 同席した篠藤明徳広報室長(前地域社会研究センター長)が、冊子の発行に至った経緯、内容などを説明した。
 西村靖史別府大学地域連携推進センター長兼文学部長から冊子の寄贈を受けた長野市長は「温泉と言えば別府大学というぐらい、我々が解決できない地域の問題を、学生や本に掲載されている人たちが解決している。今は誘客が出来ないので、誘客が出来るようになったときのコンテンツをしっかりと準備していくことしか出来ない。今から、来別した人たちが『別府って素晴らしい』と実感するような別府の良さを準備する必要がある」と話した。
 最後に、記念撮影をした。
 篠藤広報室長は「別府あっての別府大学である。別府温泉は世界的にも珍しい温泉ですから、これまでの別府“温泉”大学の活動内容を伝える冊子を渡せて、非常に嬉しい」と語った。
 冊子は500部発行しており、同大学のホームページからPDFで見ることが出来る。