県高校総体への展望④

「栄光をめざして」校長に聞く

明豊高等学校  校長 岩武 茂代さん

岩武 茂代校長

 大分県高校総体が今月末から開催されます。大会に向けた抱負をお聞かせ下さい。

 昨年は新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受け、インターハイが中止になった。今年は今のところインターハイも実施される予定だ。昨年の先輩たちの思いも背負い、あたりまえでない日常に感謝し、精一杯戦ってほしいと思っています。
 その上で、まずはすべての強化部(卓球部男女、剣道部男女、ソフトテニス部女子、バスケットボール部女子)が県大会で優勝すること、そしてインターハイでは日本一を目指し、一戦一戦、全力で戦い抜いてほしいと願っています。
 また、強化部以外でもバスケットボール部男子、ソフトボール部男子が出場する。ソフトボール部男子は創部2年目の若い部であり、今大会への出場は初めてです。
 どちらの部も上位入賞を目指して全力で頑張ってほしいです。

 世界を震撼させたコロナ禍での開催です。これまでの取り組みの中で特にご苦労された点をお聞かせ下さい。

 まずは学校から感染者をださないこと、強化部、寮から感染者を出さないことに力を注ぎました。検温やマスクの着用を確実に実施し、帰省、保護者の来訪も制限。公式試合が相次いで中止になった上に、練習試合も思うように実施できませんでした。各部の顧問は選手たちのモチベーションの維持に苦労したと思います。
 しかし、このコロナ禍の中で学ぶべきこともたくさんあることを選手たちに伝え、選手たちもよく理解し、これまでよく頑張ってきました。

 貴校として、大会で上位を目標にしている、もしくは今後を見据えて強化、期待されている競技(種目)をお聞かせ下さい。

 卓球部(男女)・剣道部(男女)・ソフトテニス部(女子)・バスケットボール部(女子)・ソフトボール部男子