別府市は、中小企業者等への家賃応援金について、2日から問い合わせを受け付ける特設コールセンターを開設する。
新型コロナウイルスの感染拡大と緊急対策として、売り上げが減少している中小企業者等の事業活動の継続を支援するもの。家賃相当額の2分の1で上限月7万円で、7カ月分49万円。
対象となるのは、令和3年5月31日以前から別府市内において事業を営み、事業所等を賃貸借契約等に基づいて賃貸している事業者。金融機関から融資を受けて、市内の事業所等を取得して申請月において返済を行っている事業者。
令和3年1月から申請月のうちいずれかの月の売上げが前年またはその前の月と比べ30%以上減少。令和2年5月以降開業の場合は、令和3年1月から申請月のうちいずれかの月の売上げが30%以上減少していること。
前回の申請は6カ月分上限42万円で、売上減少率も50%以下だったが、今回は要件を緩和して、より多くの事業者が活用できるようにした。前回は昨年4月21日から7月31日まで申請を受け付け、1285件の申請があり、約3億2500万円を支給した。
今回は、8日から8月31日まで(土・日・祝辞を除く)の受け付けで、市役所1階レセプションホールで午前9時から午後4時まで実施。申請後3週間から1カ月以内に応援金が支給される。コールセンターは電話0120・967・411。