別府青年会議所と市社協が協定

災害時のボランティア活動を迅速かつ効率的に行うための協定を結んだ

 別府青年会議所(松田志朗理事長、34人)と別府市社会福祉協議会(会長・長野恭紘別府市長)は2日午前10時半、市役所で「災害ボランティア活動の連携及び協力に関する協定」の締結を行った。
 青年会議所は、県下で8地域あり、それぞれが自治体と協定を結んでおり、別府は7番目。情報交換や研修会、共同訓練などを通じて意思疎通を図り、いざという時に災害ボランティアセンターの運営などを効果的に行うことが目的。松田理事長、明石耕司専務理事、甲斐正浩地域魅力発信委員長が出席。
 松田理事長と長野市長が協定に署名。松田理事長は「別府青年会議所は46年続く歴史の中で、災害や困難に立ち向かってきて、被災地の支援なども行ってきました。もしもの時のために、迅速に対応できるようにしたい。しっかりとスクラムを組ませてもらいたい」とあいさつ。
 長野市長は「本当に素晴らしい協力体制をいただき、うれしく思います。何時何が起るか分かりません。大規模とまではいかなくても、毎年、豪雨の水害などが起きています。いかに効率よく作業してもらえる体制づくりが出来るかが、地域の復旧・復興につながると思います。様々な連携を深めていきたい」と述べた。