第74回別府市中学校総合体育大会

軟式野球では、鶴見台が攻守に良さを発揮
サッカーでは青山と北部が積極的なプレーで会場を沸かせた

 令和3年度第74回別府市中学校総合体育大会が10、11日に市内各会場で開催された。
 陸上競技、新体操・体操、水泳、バレーボール、バスケットボール、サッカー、軟式野球、剣道、ソフトテニス、卓球、バドミントンがあり、3年生を中心に、これまでの練習の成果を発揮して、各会場で熱戦を繰り広げた。相撲、空手、テニスは19日を予定している。
 会場では、新型コロナウイルスの感染予防対策として、検温や手指の消毒などを行い、観戦の保護者も3年生の保護者のみとして、人数を制限して実施した。
 別府市民球場で行われた軟式野球は、10日午前8時半から、鶴見台中学校と朝日中学校が対戦。1回裏、鶴見台は四球で出塁したランナーが盗塁などで得点圏に進み、ヒットの間に生還するなど、3点を入れた。3回裏には、甲斐康太選手がランニングホームランで1点を追加すると、鶴見台の勢いは止まらず、5回裏には岩田颯斗選手もランニングホームランを放ち、甲斐選手がこの日2本目のランニングホームランを決めると、一挙に4点を入れてリードを広げた。鶴見台は、ランナーが出塁すると、積極的に盗塁をして得点につなげた。一方の朝日は、鶴見台の投手陣に押さえこまれ、得点することが出来ず。鶴見台が8ー0で5回コールド勝ちをおさめた。
 サッカーは、実相寺サッカー場で試合が行われた。午後1時頃から、北部中学校と青山中学校が対戦。両チームとも、懸命にボールを追い、相手ゴールに果敢に攻め入るなど、熱戦が行われた。前半、青山が2点を先取し、後半になっても北部のゴールを攻め続け、さらに1点を追加。北部も負けじとパスをつないで攻め込み、1点を返して意地を見せたもののあと一歩及ばず。3ー0で青山が勝利。試合終了後は、両チームとも、応援してくれた保護者の前に行き、感謝の気持ちを伝えた。