気持ちの良いあいさつを

ヘルメットを着用して自転車通学している

 大分県立別府翔青高校(阿南典久校長、752人)は保護者との合同登校指導を7日午前7時50分から、同校正門と裏門で行い、教員19人、保護者5人、生徒会約10人が参加した。
 大分県では「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」が4月1日から施行されており、自転車登校するにあたり、ヘルメット着用が努力義務となっている。
 同校の自転車通学者は約130人おり、4月からヘルメット着用を指導し100%の着用率という。
 登校指導に先立ち、阿南校長が「登校指導は、別府翔青高校の開校以来続いている行事。保護者、教職員、生徒会のメンバーが、登校する生徒に気持ちの良いあいさつをしてもらうことが目的。気持ちの良いあいさつをすることで、一日の学校生活のエネルギーをもらうという話も聞き、あいさつの仕方、時間を守ること、きちんとした服装という健全育成の一助になっていると思います」とあいさつ。
 参加者がそれぞれ正門、裏門、2カ所の生徒昇降口の計4カ所に立ち、生徒の元気な「おはようございます」の声に、「おはよう」と返事をしていた。また、自転車通学者のヘルメット着用を確認した。
 別府翔青高校では、県内の自転車が関係する交通事故でヘルメットの有効性を聞くことから、自転車通学の許可をする際、ヘルメット着用を必須条件の1つにしている。