内竈の堂面棚田で園児らが田植え

農家の人に教えてもらいながら、田植えを楽しむ子どもたち

 別府市内竈にある堂面棚田でこのほど、子どもたちが田植え体験を行った。堂面棚田を守る会(恒松恵典会長)が毎年行っているもので、昨年は新型コロナウイルスの感染予防対策として現地での田植えは出来なかった。現地で子どもたちを招いての田植えは2年ぶり。
 内竈地域の農家の“スペシャリスト”が先生となって、田植え、稲刈りを行い、おにぎり会でお米を味わうという、作ってから食べるまでの一連の活動を通じて、食育活動を行っている。
 この日は、ひらた保育園の4、5歳児22人、ひめやま幼稚園の4、5歳児約120人が参加。少人数に分けて田んぼに入り、農家の人の指導で苗を植えていった。子どもたちは泥の感覚に大ハシャギで、楽しみながら、美味しいお米になれと思いを込めて植えていった。
 24日には、亀川小学校の5年生も田植えを体験。実りの秋には、稲刈り体験を行うことにしている。