大分県学童軟式野球大会の別府支部予選

Aパート優勝で7回目の代表となった上人少年野球部
Bパート優勝で11回目の代表を勝ち取った吉弘野球スポーツ少年団
第3代表決定戦を制して2回目の代表となった南立石ファイターズ

 第52回大分県学童軟式野球選手権大会別府支部予選が5月22日、6月12、13、19日に市営野口原ソフトボールB球場及び軟式A球場で行われた。14チームが出場し、Aパート代表とBパート代表に分かれてトーナメント方式で競った。
 Aパートの決勝戦は、上人少年野球部と浜脇少年野球部の対戦に。1回表、上人は連続四球で走者をためると、4番の梶原選手のヒットで返し、2点を先制。浜脇もその裏に連続ヒットで1点を返した。2回表に上人が連続四球を選んで4点を追加すると、5回には2死2塁で1番の行部(大)選手が本塁打を放ち、2点、6回と7回にも1点を追加して浜脇を突き放した。浜脇も5回裏にスクイズなどで2点を返したものの、反撃もここまで。10ー3で上人が3年ぶり7回目の優勝を飾った。
 Bパートの決勝は、吉弘野球スポーツ少年団と南立石ファイターズが対戦。4回までは、吉弘の片倉投手と南立石の福田投手が好投し、投手戦に。5回表に吉弘が四球の走者を2塁まで進めると、3番の片倉選手がヒットを放ち、1点を先制。6回にも8番の杉田選手のヒットで1点を追加。南立石も6回裏に黒仁田選手の本塁打で1点を返したが、吉弘の古庄投手に抑えられ、2ー1で吉弘が3年ぶり11回目の優勝を果たした。
 第3代表枠を南立石と浜脇が争った。1回裏、南立石が1番の郷司選手と3番の黒仁田選手が本塁打を放つなど一挙に4点を入れると、勢いは止まらず3回にも5番の塩手選手が本塁打で1点を追加。5回には四球とヒットで走者をためると、内野エラーの間に生還。2点を入れた。投げては、郷司投手が好投をみせ、浜脇に得点を許さず、南立石が7ー0で5回コールド勝ちをおさめた。
 上人、吉弘、南立石は7月31日から3日間、竹田市民球場などで開催される、県大会兼第19回王貞治杯九州学童軟式野球大会大分県予選に別府支部代表として出場する。代表3チームのメンバーは次のとおり(敬称略)。
【上人少年野球部】▽代表=行部昌和▽監督=井上和弘▽コーチ=梶原功司、賀来賢一▽選手=梶原大幹(主将)、井上佑心、大塚颯、行部大育、後藤慈季、大野紗羽、伊藤総城、保月椿人、吉武諒真、永野翔吾、森山英研、伊藤羽琉、賀来樹、山本虎之介、後藤煌翔、嶋川莉久、行部陽花
【吉弘野球スポーツ少年団】▽代表=安部雅浩▽監督=丸田史明▽コーチ=古庄敏和、永松直樹▽選手=古庄倫大(主将)、能住純平、片倉雅斗、杉田朋矢、藤原駿斗、能住颯太朗、近藤豪琉、木崎琥太郎、杉田欣希、木村航生、宮野凌空、阿部芭琉、髙見瑛太朗、田中健斗、村井新太郎、阿部朔久、能住幸詩朗、藤原聖士、谷口颯汰、坂田皐
【南立石ファイターズ】▽代表・コーチ=郷司慎也▽監督=黒仁田享▽コーチ=安田高士▽選手=郷司遥哉(主将)、黒仁田翔和、福田蒼輔、川崎佳人、繁野仁志、安田隼都、三浦伯、塩手琉太、佐々木遥翔、工藤虎我、甲斐崎聖、片山煌稀、上田健志朗、廣瀬誠、秦野諭吉、工藤真那珠