「きつき衆楽観」が7月1日から営業再開

 新型コロナウイルスの集団感染(クラスター)が発生して以来、5月19日から休館をしていた、杵築市の「きつき衆楽観」がガイドラインを作成し、7月1日から開館し、2日から大衆演劇の上演を再開する。
 劇場公演は2部構成として、2時間30分にする。入場数は、定員160人のところ、半数の80人に制限するとともに、客席を交互に配置するなど1㍍以上の間隔を開ける。舞台から客席までの距離は2㍍以上離す。
 出入口を1カ所にして、全員の検温を行うとともに、住所、氏名、電話番号を記載してもらう。上演中及び上演外でも、劇団員と観客とは常に一定の間隔を確保して握手や記念撮影は禁止。劇団員の終演後の観客送り出し、観客の劇団員の楽屋への入り及び出待ちも禁止する。
 他にも、消毒や換気の徹底、劇団員を含む従業員などの健康管理を徹底する。劇団員は杵築市に入る際にPCR検査等を受けてもらい、陰性を確認してから公演をスタートさせ、上演期間中は週1回、定期的にPCR検査等を受けてもらうようにする。