別府市子ども・子育て会議

別府市の子ども・子育てについて考える会議の委員を委嘱

 別府市は6月30日午後2時、上下水道局会議室で「別府市子ども・子育て会議」を開いた。
 はじめに、委員の委嘱式が行われた。委員は、学識経験者や子育て関連の団体などから構成された19人。田辺裕・市民福祉部長が委嘱状を手渡して「近年、急速な少子化が進み、子育ての問題は多様化している。第2期子ども・子育て支援事業計画を行っていますが、皆さんのご意見をうかがいながら、推進していきたい」とあいさつ。
 引き続き、第24回会議を開いて会長に山岸治男別府溝部学園短期大学教授を、副会長に矢田公裕別府市医師会長を選任した。
 議事では、第2期の子ども・子育て支援事業計画の概要について、子育て支援課から説明があり、令和2年度の進捗状況などについて報告をした。支援事業計画は、令和2年度から6年度までの計画で、▽子どもの心身の健やかな成長に資する教育・保育の充実▽親と子の健康の確保及び増進▽職業生活と家庭生活との両立の推進▽地域における子育ての支援▽子育てを支援する生活環境・安全の確保▽要保護・要支援児童への対応などきめ細かな取組の推進ーの6つを基本目標に掲げ、各種施策を行っている。
 公立・私立の子育て支援施設数や日曜なども勤務などがある保護者のための保育施設数など、一部はすでに目標数に達しているものもある。保育所等に入所をしていない児童を対象とした保護者の病気など急なニーズにお対応する施設は、現在4カ所だが、令和6年度までに5カ所を目指すなど、まだ目標に達していない取り組みもあり、意見交換をした。