別短大食物栄養学科が食育教材作製

食育教材を作製した(前列右から)伊藤准教授、海陸教授、助手の和田さん
(後列右から)学生の一丸さん、安藤さん

 別府大学短期大学部食物栄養科の「子どもと食と栄養研究会」はこのほど、保育園などで活用できるスケッチブックタイプ(A4サイズ、全31㌻)の食育教材「もぐもぐハッピーサークル食育教材シリーズ①やさい&くだものなぞなぞあそび」が完成したと発表した。
 教材は、4つのクイズ形式で食材の名前や色を学ぶことが出来るもの。ページをめくると答えが出てくる仕組みで、子どもたちの興味をひき、楽しく答えられる工夫をしている。また、保育士や栄養士が食育指導をしやすいよう、容易に持ち運びが出来る小型のスケッチブックタイプにした。
 食育教材の発案などをした海陸留美教授は「子どもたちに教えるための一番のカギになるのが、イラストだと思いました。学生に依頼したのは、若い感性でどのようなタッチなら伝わりやすいかを求めました。これから五感を活用した食育が大事になると思います」。
 伊藤京子准教授は「園児は長時間、集中が続かないので、異なるパターンのクイズで興味を持ってもらおうと思いました。食べ物の名前が分かり覚えることで、買い物に行っても食材に興味を示すと思います」とそれぞれ話した。
 イラストを担当した安藤留美さん(19)は「キノコの土の付き方を表現するのが、難しかった。描いているとき、子どもたちが教材を使って笑顔になったり、喜んでいる表情が浮かんできて楽しかった」。
 一丸綾夏さん(19)は「色を塗るのが苦手で、濃淡に苦労しました。先生に『良く描けている』と言われて嬉しかった。達成感がありました」とそれぞれ述べた。
 教材は今年度、別府市内の保育園に配布予定。今後は、現場での意見などを調査研究する。次回については考案中としている。