亀川小クラブ活動に地元が協力

恒松恵典さんの指導でフラワーアレンジメントを楽しんだ
ADEドローンサッカー場でドローンサッカーとHADOを楽しんだ

 別府市立亀川小学校(志賀貴代美校長)の4、5、6年生196人は8日午後2時40分、クラブ活動を行った。今年度は4回あり、7月と9月に2回ずつ行う。
 クラブ活動は卓球、バドミントン、サッカー、運動クラブ、ダンス、イラスト、けん玉、室内ゲームの9種類のほかに、今年度から「現代の名工」の恒松恵典さんが指導するフラワーアレンジメントと、ADEドローンサッカー場でのドローンサッカーを行う。
 学校側から恒松さんと一般社団法人日本ドローンサッカー連盟に打診したところ、快く了承されたという。
 フラワーアレンジメントでは、恒松さんが「心が大事で、優しさや思いやりが表現されます」と話し、花材の雪柳、アジサイ、ネコジャラシ、カーネーション、姫ヒマワリ、ツツジを差すコツを説明した。児童18人は丁寧に挿して、同じ花材を使い、一人ひとり違う作品ができた。
 クラブ長の森永清加さん(11)は「気持ちを表現することが難しかった。花の挿し方で、表現する気持ちが変わることが分かった」と話した。
 ADEドローンサッカー場では、連盟の職員が児童20人にドローンサッカーで使うスカイキック(直径20㌢)を使い方をレクチャーし、児童らは楽しんだ。
 安部桃花さん(11)は「操作が難しかったけど、楽しかったしゴールに入ったり嬉しかった。次は今より上手く扱いたい」と話した。
 志賀校長は「亀川地区には他の学校にない地域の特色があり、『現代の名工』の恒松さんがいて、日本に唯一の公式ドローンサッカー場を持つ日本ドローンサッカー連盟があります。児童の夢の一助になれば嬉しいです。クラブ活動では異学年との交流が図れるので児童は交流を楽しんでもらい、自分の良いところを見つけてほしい」と述べた。