別府の髙﨑さん大会初挑戦

「まだまだこれから追い込みます」と
笑顔でポーズを決める髙﨑さん

 別府市で2年ぶりに九州・沖縄地区の男子ボディビル選手権と、女子フィジーク選手権が8月29日に市公会堂で開催される。同日開催される第7回大分県ビキニフィットネスオープン大会に、別府市在住の髙﨑望さん(25)が初めて挑戦する。
 ビキニフィットネスは、バランスのとれたプロポーションやセンスの良いヘアースタイル、顔立ち、肌の色つや、態度に品があるか、女性らしく健康的かなどが審査される。スポーツや食事療法の努力の跡が見られることも重要な要素という。
 髙﨑さんは別府市出身で、ダンサーとして活動をしていたが、3年程前に大分に戻ってきて、現在はネイリストをしている。元来、体を動かすことが好きだったが、職業柄、座って同じ姿勢をしていることが多く、腰痛などに悩まされていた。
 父親が通っていたイシダ・メディカルフィットネスに1年前から通うようになった。代表の石田一喜さんのすすめで大会に出るようになった。
 最初は悩んでいた髙﨑さんも、大会の映像などを見て「格好良いな。自分も出てみたい」という気持ちになったという。髙﨑さんは目標を持ったことで意識は変わり「ただ筋トレをするだけではなく、食事の管理も見直せたり、栄養面でも気を遣うようになった。そういったことをちょっと変えるだけでも、体が変わり、睡眠の質が良くなったと感じています。姿勢も良くなった」と言う。
 バランスの取れたプロポーションは一朝一夕には出来ない。この日も100㌔の重りを支えながらスクワットをするなど、ハードな練習をして自分を追い込んでいる。練習内容は、石田さんが体調を見ながら指導をしているという。「大会まであと少しなので、もっと絞っていきたい。目標は3位入賞」と笑顔で話した。
 大会の入場料は前売り・当日ともに3千円で、大分県ボディビル・フィットネス連盟のホームページから購入できる。