50代の予約を前倒し

 別府市は27日、新型コロナウイルスのワクチン接種予約について、50歳以上の予約を当初の予定よりくり上げて8月2日午前9時から開始すると発表した。対象となるのは、1972年4月1日以前に生まれた人で、約1万3500人。
 予約枠は個別接種4500人分、集団接種2600人分の計7100人分。予約方法は、これまでと同じで、コールセンター(電話0120・797・567)、スマートフォンやパソコン、郵便申込の3つ。今回は、申請サポートセンターは設置しないが、対面での予約を希望する人は、コールセンターへ相談を。
 これに伴い、40代は8月中旬以降、30代は8月下旬以降、29歳以下は9月中旬以降に予約を開始する。ただし、ワクチンの供給状況や接種の進行状況によっては変更する場合もある。
 また、個別接種や集団接種において、急なキャンセルが出た場合などに対応するため、急きょ接種を希望する人を事前に募集する考えも示した。詳細については、後日発表する。
 ワクチンの供給状況は、8月は6月の6割程度となっていることから、集団接種会場の接種ペースを調整することで、全体の調整を図っている。1回目の接種を終えた人は、19日現在で3万8214人となっており、11月までに希望するすべての人に接種を終了する見込み。