別府市協働のまちづくり推進委員会

昨年度の施策などについて説明を受けて評価について話し合った

 別府市協働のまちづくり推進員委員会(福谷正信委員長、10人)は21日午後2時、市役所で第4回の委員会を開いた。
 令和2年度の事業実施状況について、自治連携課が説明。▽啓発活動及び人材育成の推進=新採用職員への研修及び採用2年目職員への意識調査の実施▽市民と市の相互理解の推進=ひとまもり・まちまもり自治区形成事業・中規模多機能自治に向けた仕組みづくりや市報での啓発▽体制づくりと支援策の推進=市内7自治区にひとまもり・まちまもり協議会が発足した。
 昨年度は、コロナ禍で活動が縮小されたこともあり、市民活動支援補助金事業を見送ったことなども説明。委員からは「コロナで外部講師がこれない中、内部講師でやった研修でどうだったのか」と質問があり、「協働推進する職員の学びにもなった。各課にキーマンとなる協働推進員を設置しており、深い部分は外部講師を呼ぶことで、意識の向上を図れると思う。市民に向けても講演会を開催したいと思っている」と答えた。委員からは「できないマイナス部分ばかりではなく、職員が講師となることで新たな気づきもあり、良かったのではないかと思う」と評価があった。
 また、総合計画における市民と行政との協働によるまちづくりの実現のための「別府市協働指針」について、現状や課題の変化を受けて、10月の指針改定に向けた意見交換も行った。今回は、協働についての現状と課題などについて協議。次回は協働を推進していくための基本方針について意見を交換することにしている。