別府市は28日、還付金にまつわる不審電話に注意するように、ホームページなどで呼びかけた。
市内の高齢者宅を狙って、別府市役所職員や金融機関の職員などを装って保険金還付金にまつわる不審電話がかかっている。
介護保険課職員を騙るものから存在しない課の名前を名乗るなど、パターンは様々だが、「介護保険料の還付金がある」「今日中に手続きをしないと還付金が払えない」などと急かして、銀行やコンビニのATMに行くように促す電話があるという。
6月下旬から同じような相談が高齢者から1週間に2~3件ほど寄せられているという。行政が電話で還付金の話をすることは絶対になく、ATMに行くように促すこともない。
不審な電話がかかってきたら、すぐに別府警察署(電話21・2131)か別府市役所(電話21・1111)へ連絡を。
また、別府市では、電話の着信時に相手方に警告音声を発したり、録音機能のある特殊詐欺防止機能付き電話機等を購入した際、上限1万円で補助をする制度もあるため、活用を呼びかけている。補助金の問い合わせは、防災危機管理課(電話21・2255)へ。