三光建設工業が遊具を寄贈

甲斐一義大分銀行別府支店長(左)と北村秀敏三光建設工業代表取締役(中央)が
谷脇智恵子一般社団法人Livetogether理事長に目録を手渡した

 三光建設工業株式会社(北村秀敏代表取締役、末広町)は2日午後2時、大分銀行SDGs寄付型私募債を活用した寄付(屋内用遊具一式、木製子ども用イス7脚)を一般社団法人Live together(谷脇千恵子理事長、大分市舞鶴町)に対して行った。三光建設工業(株)から北村代表取締役、須賀庸夫総務部長、大分銀行別府支店から甲斐一義支店長、相馬尊人支店長代理、一般社団法人Live togetherから谷脇理事長が出席した。
 贈呈式は東荘園の多機能型事務所一葉別府で行われ、甲斐支店長が「ここは本当に子どもたちが活発に明るく生活しています。遊具と小さなイスが、子どもたちの成長の役に立てば思います。今後とも、別府市や大分市で事業の発展になればと思います」。
 北村代表取締役は「谷脇理事長と知り合いになり地域に根ざしているところに、私たちも67年ぐらい地場で仕事をしていて関わり合いを持ちたいと思ったのがきっかけ。私たちは建物を残すことが仕事ですが、今回のようにいろんな子どもたちが遊具で遊んだり、イスに腰かけてくれれば嬉しい」とあいさつした。
 甲斐支店長、北村代表取締役から目録を手渡された谷脇理事長は「貴重なプレゼントをありがとうございます。私たちのような小さな事業所にも寄付をいただけることは、本当に嬉しい。地域に密着して活動している事業所なので、この遊具などが将来、子どもたちの発達、成長につながっていくようにこれからも末永く活用します」と謝辞を述べた。
 三光建設工業(株)から寄贈された屋内遊具は、子どもたちに大人気で、式の間も子どもたちが笑顔で利用していた。
 「大分銀行SDGs寄付型私募債」は、(株)大分銀行(後藤富一郎頭取)が2017年10月から、取り扱いを開始している。法人の資金調達の一つの形態である私募債の発行に際して、大分銀行が発行額の0・2%相当額を学校教育法上の学校や医療機関に資する物品の寄贈、今年3月からはSDGsの目標達成に向け取組む非営利目的の法人等への寄付を行うことで、私募債を発行する法人及び大分銀行双方が社会貢献を行うもの。SDGsの目標達成に向け取組む一般社団法人への寄付は、初の取組みとなる。