「ドローンサッカーの日」記念大会

子どもも大人も年齢に関係なく楽しみながら大会が進んだ

 一般社団法人日本ドローンサッカー連盟は「ドローンサッカーの日記念大会」を7月24日午前9時30分から、ADEドローンサッカーアリーナで開催され、市内外から9チームが出場した。
 今回は、初心者でも簡単に扱える直径20㌢のドローンサッカー公認機体「スカイキック」を使った。
 大会のはじめに、同連盟の八塚昌明代表理事が「第1回のドローンサッカーの日を記念しての大会です。ドローンサッカーの日は自称しているのではなく、日本記念日協会が公認したものです。ドローンサッカーは、楽しみながらドローンを知ってもらう、技術を身に付けてもらうことを目標にしています。楽しみながら一緒に盛り上げていきましょう」とあいさつ。
 その後、9チームが3ブロックに分かれてリーグ戦を行った。
 会場には、通常使う40㌢のドローンより小さいが空気を裂いて飛ぶ音やスカイキック同士がぶつかる音が響いた。
 表彰式の前に、情報科学高校ドローンサッカー同好会とオートバックス7による40㌢のドローンを使って専用ケージ(幅7㍍、奥行16㍍、高さ5㍍)によるデモ試合を行った。今大会で使用したスカイキックの2倍の大きさのドローンだったため、参加者は大きな風切り音や迫力ある衝突音などを聞いて興奮気味だった。
 優勝は、情報科学高校Aチーム(2年生主体)で、週3回練習しているために強かった。2位は「きっとすき」で、杵築の企業。ドローンサッカー創成期から試合に参加しており経験豊富なスキルがある。3位は情報科学高校Bチーム(1年生)だった。優勝チームには、スカイキック5台が授与された。
 「ドローンサッカー」は小型の無人機ドローンを使った韓国発祥の新しい競技で、球状のプラスチックフレームに覆われた専用ドローンボールを使い5対5で戦う最新戦略型チームスポーツ。2つのチームが相手側のコートにあるリングにドローンをくぐらせてポイントを競い合う。