大分県と大分市は1日、2161件のPCR検査等を行い、大分、別府、中津、杵築、由布、豊後大野、臼杵、宇佐の各市と玖珠、日出の各町、県外の10歳未満から80歳以上の男女127人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者の累計は7千人を超え、7119人になった。また、60代の患者1人の死亡も確認され、死者は69人となった。
年代別は、20代38人、40代21人、10歳未満18人、30代16人、50代12人、10代11人、60代6人、70代4人、80歳以上1人。感染経路別では、不明50人、家族40人、知人17人、職場11人、児童クラブと会食各3人、県外2人、飲食店1人だった。大分市内の児童クラブで6人が感染し、県はクラスター(集団感染)が起きたとの認識を示した。
別府市は35人が感染。1日の新規感染者が過去最多となった8月19日の30人を超えて、過去最多となった。年代別では、20代17人、10代5人、50代3人、10歳未満、30代、40代、60代、70代が各2人。感染経路別では、知人と不明が各12人、家族6人、県外と会食各2人、職場1人だった。
別府市以外の市町村の感染者数は、大分市64人、中津市15人、宇佐市3人、豊後大野市、臼杵市、県外各2人、杵築市、由布市、日出町、玖珠町が各1人となっている。
大分県は1日から新たに大分市と中津市にあるホテル各1棟を宿泊療養施設とし、合計確保数は984室になったと発表した。