別府翔青高校の「青藍祭文化の部」

盛り上がった2年生のクラス発表

 大分県立別府翔青高校(阿南典久校長、752人)は「青藍祭文化の部」(山形仁心実行委員長)を2日、ビーコンプラザ・フィルハーモニアホールで開催した。3日は同校で開催する。
 今年のテーマは「#わっ翔~い!!」。「わっしょい」とは「和して背負う」から来ており、みんなと一緒に頑張るという思いが込められている。
 新型コロナウイルスの感染拡大に細心の注意を払うため、生徒はマスクを着用し、手指消毒の実施や座る席も横は一つ空けて座るなど、感染予防を徹底した。
 開会行事が2日午前8時55分から行われ、最初のMCは8人のうちの小野桃菜さん、渡邉莉音さんの2人が務めて、青藍祭は進行した。
 阿南校長が「いよいよ青藍祭文化の部が始まります。状況はかなり厳しく開催されるか心配されましたが、生徒会、文化祭実行委員会、そのほか多くの方が一生懸命頑張ってくれて、感染対策をしてくれました。クラス、委員会、部活動で文化祭に向けて用意してきたので、この本番で良いパフォーマンスを見せて下さい。新型コロナウイルスの感染防止をして、この別府翔青高校の文化祭をしっかり盛り上げて、青春の1㌻を素晴らしいものにして下さい」とあいさつ。
 オープニングは、美術部が作った青藍祭用ビデオで幕開け。今回はデジタルで初めて作っており、パソコンで編集した映像と音楽で盛り上がった。
 クラス発表では、2年3組の「佐久間の刃~昔話オールスターS~」、2年4組の「今日から僕は!!」は人気マンガを元にしたもので、会場はマスクをしたままの笑い声があり、終了時には大きな拍手が会場に鳴り響いた。
 また、午前中にゲーム感覚を取り入れた書評合戦「ビブリオバトル」の決勝、2年5組の「GTO」、2年2組の「水曜日とオオカミには騙されない」、GC科発表、書道部パフォーマンスなどがあった。午後からは演劇部「七人の白雪姫」、1年・部活動・委員会らの「校内企画PR」などが行われた。
 3日は、学校内で1年生の展示、第1体育館での有志発表などがある。