任期満了が近づいている衆議院議員の第49回選挙における大分県第3区で、立候補を予定している立憲民主党の横光克彦衆議院議員の選対発足式が12日午前10時、別府市内のホテルで開催された。関係者約30人が会場を訪れ、オンラインで出席した人もいた。
選対委員長に浜田博前別府市長を選出。浜田選対委員長は「身の引き締まる思いです。30年ほど前、横光さんが俳優から政治家への転身を決意し、当時、県議だった私も一緒に頑張り、初当選した時の感動は忘れません。必ず勝たなければいけません。皆さんの力を結集してもらいたい」とあいさつ。
来賓の佐藤寛人連合大分会長、吉田忠智参議院議員、安達澄参議院議員がエールを送った。
横光衆議院議員は「前回の選挙は立候補を決断してから時間がなかったが、発足式をやることが出来てありがたい。衆議院の任期は10月21日。厳しい選挙になると思うが、総理の顔を変えたからといってコロナが収束するわけではなく、自民党の体質が変わるわけでもないことを有権者の皆さんには見てほしい。4年前、多くの皆さんのおかげで国会に送ってもらいました。安倍政権の横暴さ、国民に説明しない、ごまかず、隠す、改ざんするという政治に愕然とした。今回の選挙は、国民を無視する政治が続いていいのかが問われる。国民から信頼される政府を作るためには、政治を変えないといけない」と力強く訴えた。最後に「勝つぞ」コールを、新型コロナウイルス感染予防対策で大きな声を出さずに行った。
引き続き第1回選対会議を開き、具体的な取り組みなどについて協議した。