全国老人クラブ連合会の「活動賞」を受賞

本田町長に「活動賞」の受賞を報告した北大神老人クラブ

 日出町の北大神老人クラブ(林三千代会長、38人)は、令和3年度全国老人クラブ連合会の活動賞を受賞し、5日午後2時、町役場を訪れて本田博文日出町長に報告を行った。
 同クラブは、比較的若い世代からクラブに参加している人や、夫婦で参加している人が多い。転倒骨折予防の「ハッピー教室」や愛宕神社の清掃活動、交通安全運動期間中の子どもたちの登校の見守り活動など、会員それぞれが役割を持って、積極的な活動を行っていることが高く評価された。
 活動賞は全国で140団体が受賞し、うち大分県では4団体が選ばれている。日出町からの受賞は、平成22年度の西の二白寿会以来、7年ぶり。
 報告には、林会長、令和2年度の会長の小石清美さん、河野正光老人クラブ連合会長が出席。林会長が「私1人では何も出来ません。前会長や会員などで頑張った証。収束のないコロナ禍で何も出来ませんが、何も出来なくても体には気を付けて、健康で支え合っていきます」と報告した。
 本田町長は「皆さんのおかげで、明るい地域社会が実現していると思います。多くの老人クラブが会員の減少や担い手不足などの多くの課題を抱えていますが、明るく活動をしている皆さんは、他クラブの模範で、元気を与えてくれていると思います。今後もクラブの発展と会員の親睦に努め、明るくより良いまちづくりに尽力していただきたい」と労った。