感染経路不明が53%に

 大分県と大分市は7日、848件のPCR検査等を行い、大分、別府、佐伯の各市の10歳未満から60代の男女11人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は8151人となった。
 年代別では、20代3人、10歳未満、10代、30代が各2人、50代と60代が各1人。感染経路別では、不明者が7人、家族が4人となっている。
 別府市の感染者は3人。10代女子学生と20代女子学生2人で、いずれも感染経路は分かっていない。
 別府市以外の市の感染者数は、大分市7人、佐伯市1人だった。
 感染状況は改善はしているものの、人口10万人あたりの1週間の新規感染者数は5・11人で、再び「ステージ2」に戻り、感染経路不明者割合は53・4%で、これまでの「ステージ2」から「ステージ3」へ上がり、市中感染の危険性が考えられるため、県では、基本的な感染予防の徹底を呼びかけている。