感染経路不明者が半数超

 別府市は8日、直近1週間(1~7日)の市内の新型コロナウイルス感染者の状況を、大分県の発表をもとに公表した。
 1週間の感染者は16人で、感染経路不明者は9人と半数を超えている。年代別では、20代が4人、30代、40代が各3人、10代2人、10歳未満、50代、60代、70代が各1人となっている。20~40代の感染が44%と半数近くなっており、一方で60歳以上は13%と低く、ワクチン接種の効果が出ていると思われる。
 県内でも1日の新規感染者は1ケタ台の日もあり、減少傾向にあるが、感染経路をみると、不明や家族が多く、気を緩めず、しっかりとした感染予防対策を呼びかけている。

11月から接種会場縮小へ

 別府市は、11月から新型コロナワクチンの接種について規模を縮小することにしており、希望する人は、早めの接種を呼びかけている。
 これまで、各医療機関での個別接種とべっぷアリーナでの集団接種を行っているが、11月からは、べっぷアリーナの集団接種会場と小児科医院5施設となる。
 予約はインターネットとコールセンター(電話0120・797・567)で受け付けている。12歳から15歳の子どもの接種の場合は、保護者の同伴が必要。