別府市と別府市教育委員会は、令和3年度「別府こども環境絵画・作文展」の優秀賞の表彰式を13日午後4時半、市役所で行った。
環境問題について考えるきっかけにしてもらおうと「地球温暖化の防止」をテーマに小・中学生に作品を募集した。630点(作文213点、ポスター、
417点)の応募があった。その中から、優秀賞3点、優良賞13点佳作47点が選ばれた。
阿南寿和副市長が1人ひとりに表彰状と記念品を手渡し「地球環境を守ろうというCMがあるのを知っていると思います。皆さんの作品にも、その思いが込められていると感じました。身近に出来ることから、一緒に取り組んでいきましょう」とあいさつした。
小学校絵画の部の平井仁太さん(12)=山の手小6年=は「人種差別と地球温暖化について描きました。人種差別でケンカをしたまま、地球が終わってしまうのは悲しいと思いました。(絵には)宇宙人も出てきて、人間のペットと宇宙人のペットも出てくるところが気に入っている」。
中学校絵画の部の金潤眞さん(13)=東山中2年=は「地球温暖化のことで、思い浮かべたのが海。ウミガメにプラスチックごみが刺さっている映像などをみたことがあります。キレイな海になることが、地球環境にも良いと思う」。
小学校作文の部の木村朱里さん(9)=春木川小4年=は「地球温暖化についてテレビで見て、本当にびっくりして調べ始めました。学校で3R運動(リユース、リサイクル、リデュース)を習い、ゴミを燃やすことが温暖化の原因にもなると知り、3Rにも関心を持つようになった」とそれぞれ話した。
子どもたちの作品58点は24日まで、市美術館1階に展示される。