第68回「別府市教育祭」を開催

統計グラフや人権標語など子どもたちの力作が並ぶ展覧会

 別府市教育委員会は「第68回別府市教育祭」を29日午前10時から、市美術館で開催している。11月2日まで。昨年は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から中止したため、2年ぶり。入場無料。
 園児、児童、生徒の絵画149点、書写294点、読書感想画23点、統計グラフ2点、人権ポスター18点、人権標語6点、科学作品60点、別府学に関する作品18点の約600点を展示している。伸び伸びとした文字、鮮やかに描かれた絵など力作が並んでいる。
 統計グラフの部では、庭に出来た夏野菜としてキュウリ・ナス・ピーマン・ゴーヤの本数を調べていた。また、起きる時刻と朝ごはんを食べているかどうかをクラスでアンケート調査をしている。起きる時間はバラバラだったが、朝ごはんは全員が食べていた。何を食べるか、誰が作っているかも調査していた。
 展覧会は1日は休館日で、2日は午前10時から午後3時30分まで。
 担当の藤原良浩市学校教育課指導主事は「2年ぶりに展覧会を開催しており、絵画、読書感想画、人権ポスターなどたくさん展示しています。子どもたちの作品がありますが、色鮮やかな作品が多く、コロナ禍の中でも、コロナに負けず元気よく頑張っている姿が伝わってくると思います。ぜひ鑑賞しに市美術館に来て下さい」と話した。