鶴見・南立石・東山ひとまもり・まちまもり協議会(松宮健太郎会長)は2日午前9時頃、児童の農業体験としてイモ掘りと椎茸狩り体験を行った。鶴見小学校、南立石小学校の1年生と東山小学校の1~3年生約150人が参加。
新型コロナウイルス感染症の影響で、子どもたちも活動を制限されていることから、東山地区の広い農地での作物収穫を通して、笑顔あふれる思い出を作ってもらおうと企画。同協議会として活動を行うのも初めてとなった。
体験会では、東山・南立石と鶴見の2グループに分かれて、それぞれ約1時間ほど椎茸狩りとイモ掘りを体験した。椎茸狩りは、東山で椎茸栽培をしている田中信行さんが指導。この時期はまだ収穫できないが、原木を見せて、椎茸が出来るまでを教え、児童の代表が少しできている椎茸を榾木から収穫する体験をした。子どもたちは榾木を囲み、あっという間に椎茸を収穫して楽しんだ。
イモ掘りでは、子どもたちが一列に並んで、つるのある部分を手を使って一生懸命掘った。多くのサツマイモが連なって出てくると、歓声が上がり、「大きいのがとれたよ」「お母さんが喜ぶ」と笑顔を見せた。帰り際には協議会のメンバーに手を振りながら「楽しかった」と声をかけていた。
協議会として初めての行事で協議を重ねただけに、子どもたちの楽しそうな様子や笑顔にメンバーも思わず笑顔になり、一緒に楽しい時間を過ごした。