別府翔青高校で生徒発表会

別府市の現状などを理解し課題解決のアイデアを発表した

 大分県立別府翔青高校は、総合的な探究の時間「バーチャル市役所生徒発表会」を11日午後3時、同校で行い、2年生238人が出席した。
 別府市の現状や問題の理解を通じて、生徒の設定による課題解決に向けたアイディアを発表して、進路目標達成につなげることが目的。
 講師は、別府市役所社会教育課、文化国際課、観光課、情報政策課、教育政策課、産業政策課、都市計画課、子育て支援課、健康推進課、防災危機管理課、生活環境課、農林水産課の12課職員14人が講師を務めた。
 医療関係の発表が2年6組で行われ、▽高齢者に優しい世界を!▽バリアフリーについて考えよう▽自殺をなくそう▽~自殺を減らすために~私たちにできること▽生き生き健康部▽別府市のコロナ対策と情報▽“健康・運動”第一に▽~質の高い運動で長生きを~―の7項目について発表し、講師の別府市いきいき健幸部健康推進課の岩武真実さんが担当した。
 すべての発表が終わり、市健康推進課の岩武さんが「興味を持ってそこの分野について調べること、自分たちならどうしたらよいかなどまとめが入っていたことは、とても素晴らしい。今後、どんな分野においても調べたり考えたりすることはとても大事なこと。今日の気持ちを忘れずに、これからも頑張って下さい。一つのことだけでなく他分野に結び付けて広げてほしい」と講評した。
 そのほか、芸術・文化、国際、観光、情報、教育、経済、建築、福祉(子育て)、医療、防災、環境、農林水産についても各クラスで発表があった。