車いす累計173台寄贈

今年もアルミ缶を集めて購入した車いす5台を寄贈

 公明党別府支部女性局(亀井美知子責任者)は18日午前11時30分、市役所で市社会福祉協議会に車いす5台を寄付した。平成8年から続けており、累計で173台となった。
 女性局は昭和51年に「きらめき局」として設立され、現在は約50人の会員がいる。平成18年から、「きらめき会」「白ゆり会」「ひまわりグループ」「野に咲く花の会」の4グループに分かれて活動。空き缶などを集めて車いすを購入し、寄付している。
 女性局から亀井さん、荒金かおるさん、田村みな子さん、井上妙子さん、清水弘子さん、市議会から堀本博行、市原隆生、荒金卓雄、穴井宏二の公明党市議団が出席した。
 ひまわりグループの田中さんが、長野恭紘別府市長に目録を手渡した。白ゆり会の荒金さんは「アルミ缶の回収は、地域の高齢化や回収場所の確保などが難しくなっています。ここ数年は、コロナの影響で回収やお願いの連絡も注意を払いながらの実施でした。今回、回収に参加していただいた一人ひとりの真心が1台の車いすとなり、多くの市民の皆さまにご利用いただければと思っております。これからも地域の皆さまと協力し合い、頑張ってまいります」と活動報告をした。
 長野市長が「今年も素晴らしい車いすの寄贈をいただきました。一人ひとりの気持ちを集めて、車いすという形に変えていただいて御寄贈いただいていることに感謝しています。多くの市民の皆さん、各施設の皆さん、観光客の皆さんも利用しており、喜んでいると報告を受けています。これからも地域福祉の発展に向けて、社協を中心に別府市も頑張っていきます」とお礼を述べた。
 最後に記念撮影をした。