別府ローターアクトクラブが創立50周年

創立50周年を迎え、記念式典であいさつをする上野会長

 別府ローターアクトクラブ(上野聖顕会長)は、創立50周年記念式典を21日午前11時30分、両築別邸で開催した。50周年にちなんで、50人が出席した。
 ローターアクトは、18歳以上の人が集まり、ロータリークラブにおける青少年育成リーダーシップと専門的スキルを育み、親睦を通じて奉仕活動を行うことを目的に活動をしている団体。別府ローターアクトクラブは、月2回例会を開いて、海岸清掃やチャリティボウリングなどを行っている。国際ロータリー第2720地区では、30歳まで所属できる。
 上野会長が「コロナ禍で思うような活動は出来ていませんが、もう一度1つの円になって団結してやっていこうと、今年のクラブターゲットを『〇(えん)~継承と創造を次世代へ~』としました。伝統を築いてきた先輩たちの思いを継承し、経験をこれからの後輩へ繋いでいくことを創造するものです。まだまだ未熟ですが、会員一同、一生懸命準備をしてきました。多くのロータリアンやOB、OGの協力あってこそと感謝しています。これからも、変わらぬご指導とご鞭撻をお願いします」とあいさつ。
 来賓の大森克磨2720地区ガバナー(大分キャピタルRC)、開克行同地区青少年奉仕部門長(熊本城東RC)、中山諭扶哉同地区青少年奉仕部門ローターアクト委員長(八代RC)、提唱クラブである、別府RCの濵田建二会長がそれぞれ祝辞を述べた。
 記念事業として、別府市に十文字原展望台にベンチ2基を設置。18日に長野恭紘別府市長に目録を手渡したことを報告した。
 引き続き、基調講演を行い、別府溝部学園高校バスケットボール部の檀上敬三ゼネラルマネージャーが「ゼロからその先へ」と題して講話。平成27年4月に創部をし、ウインターカップ出場に導くまでについて「もう1つの特色ある部活をつくりたいと相談され、創部まで時間がない中でリクルートをし、6人で創部しましたが、親元を離れたことで自由になり、問題行動が多かった」と当時を振り返り、連日、寮に行って生徒と話し合いを続けるなどの体験談を語った。